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meta(メタ)タグとは

<meta>メタタグとは、一般にwebページについての付加情報を記述する際に使います。
通常は、"name"(ネーム)属性によって項目を記載して"content"属性で具体的な内容を記載します。

メタ(meta)タグ記述例

基本的な記載例は、
<meta name="項目" content="具体的な内容" lang="ja" >です。

lang属性を追加すると”content”の言語を指定できます。日本語は”ja”になりますが、記入しなくても特に問題はありません。lang属性の指定が画面表示に影響を与える事は少なく、むしろ日本語以外の言語を使用する場合に記載するべきでしょう。(英語は「en」、その他「fr、de、zh..」.など)
Macintosh(マッキントッシュ)版のIntenet Explorer(インターネットエクスプローラー)の場合は英語(en)指定をすると”英語フォント”に表示が切り替ります。
lang属性の影響といえばそのくらいです。マッキントッシュユーザーを対象にするならキチンと指定しましょう。
SEOに関連する”キーワード”や”スニペット”に関しては、「SEO/HTML・metaタグ」で説明しています。
<meta>メタタグは<head>~</head>ヘッドタグ内に記載してください。

一般的な"name"属性項目

<meta>メタタグの”name属性”で一般的に使用されるのは以下の通りです。
主にホームページ(サイト)の”情報”を記載する目的で使用します。

記入方法は以下になります。
<meta name="下記の項目" content="text/html; charset=shift_jis">
  • ページの製作者・・・author
  • コピーライト   ・・・copyright
  • 連絡先      ・・・reply-to
  • 記述言語    ・・・content-language
  • 製作年月日   ・・・build
  • 執行日      ・・・expires
その他記述項目があれば任意で設定することができます。

文字コード指定

サイトで使用している言語を正しく表示させる為にエンコード設定を行います。
日本語のサイト内では指定しなくても問題なく表示される場合もありますが、海外のサイトなどをアクセスした後に、日本語のサイトへ戻ってきた場合などは自動でエンコードが変更されずに文字化けを起こす場合があります。。

meta(メタ)による文字コードを指定することにより文字化けを防ぐことができます。

記入方法は以下になります。
<meta HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=文字コード">

文字コードには、EUC-JP、SHIFT_JIS、ISO-2022-JP、UTF-8などがあります。<meta>メタタグの中で他はともかく文字コードは必ず指定しましょう。

ロボット型検索エンジンの制御法

この<meta>メタタグのname属性の"robots"(ロボット)によりロボット型の検索エンジンを制御することができます。

例)インデックス化とリンクを辿ることを許可する場合
<meta name="robots" content="index,follow">

インデックス化を許可とは「検索エンジンの検索結果に表示しても良い」と言う解釈です。

"content"属性には、以下の内容の選択肢があります。

例)
<meta name="robots" content="以下の項目から選択">
  • ページのインデックス化を許可・・・index
  • ページのインデックス化を禁止・・・noindex
  • リンクを辿ることを許可     ・・・follow
  • リンクを辿ることを禁止     ・・・nofollow
  • 上のいずれも許可        ・・・all
  • 上のいずれも禁止        ・・・none
"robots"の記述をしなければ(無記入)基本的には”all”と同じ設定になります。今まで<meta name="robots" content="all">は、あえて記述する必要はないと耳にすることがありますが、実際に自分で比べてみると記入した方がはやく反映されるようです。(たまたまかな?)

現在Google(グーグル)では<meta>メタタグを軽視する傾向にありますが、 Yahoo!Japan(ヤフー)がグーグルの検索エンジンから脱却して独自の検索エンジンに移行していったので、metaタグは記述していた方が良いでしょう。

スニペットを表示させない!

グーグル(google)の検索結果に表示される"description"説明部分(スニペット)ですが、(くわしくは「SEO/HTML・metaタグ」参照)この表示をあえて非表示にする”name”属性があります。ハッキリ言って使用する事は無いと思います。(アダルトサイトくらいですね。)

ノースニペットの記述方法は以下になります。
  • <meta name="GOOGLEBOT" content="NOSNIPPET">

トランジション効果

トランジション効果は、ページを開く時(ページイン)、ページから次のページに移動する時(ページアウト)に動きを演出するフィルタのことをいいます。(※IE限定)

記述例は・・・
<meta http-equiv="Page-Enter"content="revealtrans(Duration=1,Transition=0~23)">
  • "page-Enter"・・・ページを開く時
  • "page-Exit" ・・・ページを出る時
  • Transition   ・・・0~23の数字により効果が変わります。
  • Duration   ・・・速度です。少ない数字が高速となります。
"Transition"の数字を23にすると0~22までの効果をランダムに演出します。
0~22までの効果は自分でいろいろ試してみてください。

リダイレクト

スパム対策の「リダイレクト」でも説明していますが、指定した時間で自動的に他の指定したページへ”ジャンプ”するhttp-equv要素の「refresh」リフレッシュです。

リダイレクトの記述例は以下になります。
  • <meta http-equiv="refresh" content="0;URL=http://www.ドメイン名/">
主にページを引越しした場合や、お知らせページに飛ばす場合に使用されます。

contentには何秒後にジャンプするかの数字を指定します。
「0」秒を指定した場合は、完全永久的な引越しを検索エンジンに伝えます。今までのリンク評価などを引越し先のサイトに移行されます。
「1~」秒を指定した場合は、一時的な引越しを検索エンジンに伝えます。サイトリニューアル時などに指定します。

※複数のサイトから「content」を0秒に設定するとスパム行為(くわしくは、「主なスパム行為」参照)に判断される恐れがあります。

ページをキャッシュさせない!

Google(グーグル)に登録されたホームページ(サイト)は、”キャッシュ”に保存されます。このキャッシュに保存されることによって、万が一、元のホームページが削除されても次回クロール時までの期間は表示することができます。 そのキャッシュにあえて保存させないように指示することができます。

記述方法は以下の通りです。
<meta http-equiv="pragma" content="no-cache">

メタタグは<head>~</head>ヘッド内に記入します。
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